踊る喋り屋のぶろぐ 〜ラジオとフラメンコ〜

凌木智里です。しのきちさとと読みます。ラジオ(あるいは何か)で喋ったり、フラメンコを踊ったりして暮らしています。

ごっこ

今、私の中で流行ってる遊びがある。

 

フラメンコごっこ。

 

例えば。

私は、カーニャとかファルーカの振り付けを持ってない。でも、曲をかけて踊ってみる。

歌詞を知らないトナーとかマルティネーテ。曲をかけて一緒に歌ってみる。

 

という遊び。

 

私は頭が固いので、振りを持っているとそれを踊ることに集中してしまう。

歌詞を知ってると、歌詞を歌うことに集中してしまう。

それは悪いことではないんだけど、今の私のフラメンコには、感じてそれを表現するということが足りないので、感じることだけに集中する練習をしている。

「この振りどうかしら?」ってクリエイトする前の段階。

感じて、何か動きが出てきた時、そこからようやくクリエイトすることの勉強に入れるかなって思っている。

 

師匠が言う。

何年生きるつもりやねん?

そうだ本当に。

だから、できないかもとか思ってもじもじしてる時間は無い。

かといって、いついつまでにこれをやる、とかそういうものでも無い気がする。

事務仕事とはわけが違う。

だから、このやり方でどうだ!って思う方法で、かつ、どんどんやらねばならん。

 

フラメンコの表面じゃなくて、もっと根っこに近づくために、「感じ」を大事にしてみたい、っていうのがこの遊びなのだ。

 

え?テクニカも練習しろ?はい。そうですね。。